よくある質問です。

Q 特定の取引先だけを保険に掛けることは可能ですか?
A 貴社の取引先を包括して保険の対象とします。
従いまして、特定先だけに保険を掛けることは出来ません。

追加情報:2008年11月13日
ある外資系保険会社が、国内企業のシングルリスク(包括的でなく、対象企業は1社のみ)の引受を検討します。条件は、与信額で5億円以上です。今までの取引信用保険は包括性を絶対条件にしていましたが、まるで逆の発想です。モニタリングをするのなら、少ないほうが良いとでも言うのでしょうか。但し、与信審査は厳しいとお考え下さい。

Q それでは、対象先を絞り込むことは可能ですか?
A 客観的な基準であれば、可能です。
たとえば、
(1)ある支店またはある部のみ対象
(2)売上高または債権残高が○○万円以上の取引先   などで、絞込み可能です。

Q 保険の対象外は?
A 関連子会社・公的身分・経営関与先・海外の取引先(輸出取引信用保険で対象としま す)・個人(保険会社により屋号の個人商店は引受ける場合も有ります)などは、対象外 となります。

Q 現在ファクタリングを利用しています。取引信用保険との違いは?
A ファクタリングは特定の取引先に対し保証を行います。
それに対し、取引信用保険、基本的に取引先を包括して保険を掛けます。
特定先にのみ保証が必要であれば、ファクタリングでもよろしいと思いますが、貴社が危険先と見做している取引先は、ファクタリング会社から見ても、同じように危険先と見做され、大きな保証額を得ることは困難だと推察します。(保険用語では、逆選択と言います)
したがって、危険の大小を包括して引き受ける取引信用保険の方が、リスクが薄まり、クレジットリミットが多く出ることがあります。

保険についての一般論ですが、保険会社は自社保有リスクが大きければ保有するリスク額を超える部分を再保険として他社に売ります。
この再保険という独自のシステムにより、引受キャパシティーを大きく出来ます。
取引信用保険は縮小率がありますが、ファクタリングはありません。
コスト的には、ファクタリングが被保証債権に対し4%〜6%であるのに対し、取引信用保険は1%〜3%程度となります。
現在ファクタリングを利用しているのなら、ぜひ比較検討することをお勧めします。補償額とコスト面で、断然有利になることが多々あります。

Q 見積もり段階で費用はかかりますか?
A 保険お見積もりの段階での費用はかかりません。
外資系信用保険会社では、お見積もり段階で、最大20社に対するクレジットリミットと保険条件を提示いたします。(調査に費用がかかるためです)
日本社は、全ての取引先に対する支払限度額を設定いたします。

Q 小額の取引先の数が多く、メンテナンスが大変になるのでは?
A 保険会社により用語が異なりますが、認定限度額・裁量与信額・任意与信可能額 ・契約者による自由裁量枠などの、いわゆる「無記名方式」があります。これは、ファ クタリングに無い取引信用保険独自の特約です。

Q 認定限度額とは何ですか?
A 小額債権に対し、契約者側で与信を行う制度です。
例えば、認定限度額が200万円とします。
200万円超の債権残高がある取引先は、 保険会社の審査を受けた上で、個別にクレジットリミットが決定されます。200万円以下は 無記名となります。とは言っても、何でも良いとは言えません。
新規取引先については、帝国データバンクの評点でD2(44点)以上、既存取引先 については、年間6回以上の取引が支払日の5営業日以内に全額決済されている 等の条件があります。また、認定限度額の事故については、縮小率や年間支払限度額を別途定めることになります。
小額取引先が多い場合、検討する価値があります。

Q 取引先に保険加入が通知されますか?
A 取引先に知られることは有りません。

Q 年間売上高や取引先数で保険が入れないと聞きましたが?
A 過去は売上高20億円以上でないと駄目など、保険会社の引受規制がありました が、緩和されています。
売上高5億円以上、取引先数10社以上を目安とお考え下さい。
それ以下でも、ご相談に応じます。

Q 日本型と欧州型のどちらを選ぶべきですか?
A 貴社の取引内容によりますので、どちらが良いとは一概に言えません。
与信機能をメイ ンにするなら欧州型、補償機能をメインにするなら日本型です。
また、売上の季節変動 が大きければ、欧州型がお勧めです。
新規取引先に対し与信調査を兼ねるなら、欧州型です。

Q 過去に貸倒経験がありませんがこの保険が必要でしょうか?
加入ニーズをご覧下さい。
過去に貸倒事故がないと、保険料率の設定もお安くなります。
債権回収不能リスクは厳然として存在します。
リスクをコスト化する必要があります。

Q 保険料率はどのようにして決めるのですか?
A 保険会社によって異なりますが、おおよそ次の要素です。
*過去の貸倒事故の経験(貴社の与信能力)
*業種
*決済サイトの長さ
*保険対象社数(欧州型:モニター数が多いとランニングコストがかかります)
*取引先の信用度合(日本型)
*縮小率と免責金額

Q どのような業種の方が加入していますか?
A 実に様々な業種です。

*製造業(メーカー)では、
玩具の企画・製造
文具製造
建設用部品製造
土木用ジョイント製造
日用雑貨・ファンシー製品企画製造
工業用ゴム
靴製造

*卸売業では、
自動車部品
パソコン関連
アパレル
医療品
宝石・宝飾品
時計
鉄鋼
非鉄
キャラクター製品
インテリア
靴卸
時計
日用雑貨など

弊社のご契約者様の中で、病院・医療法人などのメディカル商品を卸している会社があります。病院・医療法人向けの与信はほとんどの保険会社が嫌がりましたが、弊社では可能です。

Q 保険に入るまでのスケジュールは?

(1)最初は保険のご説明と、貴社の債権管理方法のヒアリングから始めます。
          ↓
(2)質問書の記載(保険会社制定用紙で、与信管理方法や取引先情報の開示が必要です。)
必要があれば、貴社と弊社で秘密保持契約書を締結いたします。
          ↓
(3)保険会社に見積依頼(複数社の相見積も可能です)
          ↓
(4)保険条件提示(取引先の最新情報を入手した上での、与信なので3週間ほど時間が掛かります)
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(5)保険契約締結および保険料のお支払
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(6)契約後のメンテナンス・・・これが重要です。
新規取引先の追加・既存クレジットリミットの増額・取引先の合併など、保険のメンテナンスが必要となります。
また、この保険は動的リスクを取り扱っています。
取引先の状況は変化いたします。
危険情報などが出た場合の、対応も必要となります。

Q この取引信用保険をバックにして、売掛債権の流動化は可能ですか?
A 可能です。
ある外資系保険会社では、別会社でファクタリング業務(債権買取業務)を営業しています。
弊社扱いでの成約もあります。
特徴としては、請求書発送時点で債権買取をいたします。(手形受取時点ではありません)
例えば、20日締切で23日に取引先に請求書を送付するケースでは、当月末日に資金入金が可能です。
万一手形が不渡りになっても、取引信用保険がバックに付いている訳ですからファクタリング会社としても安心です。
コストは、金利がTIBOR+α ファクタリング手数料 などが掛かりますが、かなりの低水準とお考え下さい。
オフバランスニーズにもお答えできます。

 
 
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